1923年から続く活動~青少年赤十字創設から95年~(茨城県)
日本赤十字社茨城県支部創立130周年及び青少年赤十字創設95周年記念茨城県大会が10月23日(火)に茨城県内で開催。日赤茨城県支部、茨城県教育委員会、茨城県青少年赤十字指導者協議会、茨城県青少年赤十字賛助奉仕団が主催したこの大会へは、日ごろから青少年赤十字活動を行う青少年赤十字メンバーをはじめ、賛助奉仕団や教育委員会の方々総勢1,000名を越える関係者が集まりました。
アンリー・デュナンへの献花
青少年赤十字加盟校を代表し、県内で活動する小学生により開会が宣言されました。
その後、県内8地区の小・中・高等学校の代表メンバー22名により、赤十字の創立者アンリー・デュナンへの献花が行われました。
続いて、会場全体で青少年赤十字の「ちかい」を唱和し、「空は世界へ」を斉唱しました。
個人・学校への表彰式
青少年赤十字・奉仕活動など長年日本赤十字社へ貢献いただいた指導者や学校に対して有功章や感謝状などが贈呈されました。
受章された方の中には、20年以上にわたり青少年赤十字に貢献いただいた指導者の方々も。また、30年以上にわたり青少年赤十字活動を学校教育に取り入れている学校などを含め、合計65の指導者や学校に対して有功章や感謝状などを授与しました。
小・中・高等学校の青少年赤十字体験発表
日ごろから学校生活の中で行っている青少年赤十字の活動について、小・中・高等学校から体験発表がありました。
小学校の活動報告は、地域の方々との交流や三世代交流として行っている「ふれあい祭り」や、自分の命を守る活動として行っている「引き渡し訓練」などの活動を報告。
中学校からの発表は、宿泊学習の除雪ボランティアや、自然災害で被災した方々のために~私たちに~できること~と題し行ったチャリティーコンサートでは、「住むところが違っても、会ったことがなくても、人として支えあっていきたい」と会場へ訴えかけました。
高等学校からの発表は、東日本大震災の被災県へ訪れた際に"絶対に安全である"ということはないと感じ、自分の身は自分で守る「防災教育」の大切さを訴えました。また、国際交流では中国の青少年赤十字メンバーが来日し日本の学校へ訪問し交流を深める予定など、今後も、青少年赤十字の実践目標の一つである「国際理解・親善」を推進していく決意を新たにしました。
更に、水戸赤十字病院の医師による海外派遣についての講演の後、コーラス部による合唱で記念大会が締めくくられました。
青少年赤十字担当の羽鳥さんは、「この記念大会を通し、県内のメンバー一人ひとりが決意を新たにして、今後の青少年赤十字活動に取り組んでほしいです」と語ります。
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