「社会のため、地域のためにできること」~青少年赤十字メンバーの活動~【第4弾】
日本赤十字社が作成した教材「3つの顔」で感染症について深く学んだ青少年赤十字メンバーが自ら、「気づき」「考え」「実行する」した活動の第4弾を紹介します。
前回は「多くの人に勇気と希望を!ひまわりキャンペーン」で青少年赤十字メンバーの活動を多数紹介しました。
今回は、「社会のため、地域のためにできること」は何か?と考え様々な活動をしました。
さて、第4弾でお届けするのは、どんな「気づき」「考え」「実行する」でしょうか?
医療従事者が使用する個人防護具代理品(エプロン)を作製
神奈川県立金沢養護学校の生徒と先生が、医療従事者が使用する個人防護具(エプロン)を5,000枚作製し、横浜市立みなと赤十字病院に届けました。
神奈川県立金沢養護学校は、日頃から資料の丁合、商品の検品、パッケージシール貼りなどの赤十字の活動に取り組んでいています。医療現場で奮闘する医療従事者を応援しようとエプロンの作製に取り組みました。
「医療従事者の方がたくさん頑張っていらっしゃることを知り、小さなことでも社会とのつながりを実感することに喜びを感じました」と生徒たちは語ります。また、たくさんの数のエプロンの作成には先生方の多大なご協力もありまた。「生徒自身の活動が人に喜んで頂けることを体感する貴重な機会です」と先生方は語りました。
また、エプロンを受け取った横浜市立みなと赤十字病院の職員よりお礼のメッセージカードが贈られました。
マスクケースの作製
福井県立足羽高等学校の青少年赤十字メンバーが新型コロナウイルス感染症拡大防止に役立ててもらおうと、給食や体育の授業等でマスクを外す際に保管するマスクケースを手作りし、福井市麻生津小学校に贈りました。
マスクケースは学校にあった新品のクリアファイルを使用し、それを三つ折りにし閉じ口にひもを通して封をし、そのひもが持ち手になりカバンや机にかけておけるよう工夫しました。
これらのマスクケースは赤十字奉仕団、福井市役所や医療従事者へ配布しています。
青少年赤十字のメンバーの活動は、「社会のため、地域のため」と沢山の人々の役に立ち、励まし勇気を届けています。次回もお楽しみに。
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