第四管区海上保安本部旅客船事故対応訓練に参加
令和2年11月6日、名古屋港フェリーふ頭で実施された第四管区海上保安本部による事故対応訓練に参加しました。
当日は大型フェリー船内で火災が発生し、避難中に起こった将棋倒し事故で負傷者が多数発生したという想定の下で訓練が実施されました。日本赤十字社愛知県支部は、名古屋第一赤十字病院および名古屋第二赤十字病院の救護班と支部職員をフェリーふ頭へ派遣し、救護員はふ頭内に設置した救護所に次々と搬送されてくる傷病者に対し関係機関と協力して医療救護活動を行いました。
訓練当日は当支部のほかに、愛知県防災航空隊、愛知県警察本部、名古屋市消防局、太平洋フェリー株式会社が参加し、事故発生時に迅速かつ的確な活動ができるよう相互連携を深めました。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響から、例年に比較して訓練規模は縮小されましたが、両院救護班と支部職員は、防護具等の感染対策を万全にして救護活動を実施しました。
今後も日本赤十字社愛知県支部は様々な関係機関と連携した訓練を実施し、大規模災害や局地災害に対する対応力強化に努めていきます。