「子ども新聞プロジェクト」特別授業が行われました
3月15日(火) 岡崎市立城南小学校において、子ども新聞プロジェクト特別授業が行われました。
この子ども新聞プロジェクトは東日本大震災が起こった年から11年間継続しており、子どもの視点から新聞という媒体を通して防災・減災を考えることを目的として、日本赤十字社愛知県支部と朝日新聞名古屋本社の共同で行っているプロジェクトです。
令和3年度の子ども新聞は、愛知県青少年赤十字加盟校の代表児童6名が7月17日、18日に愛知県幸田町、豊川市、田原市に出向き、過去に愛知県内で被災した地域でどんなことがあったのか、その後どんな対策をしているのか等の学習をしたり、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県の方にリモートで取材を行ったりして原稿を作成し、朝日新聞の夕刊に折り込まれたものです。
今回は、プロジェクトに参加した先生と児童のクラスで「どうする!?地震対策万全か?」という課題で授業を行いました。プロジェクトで学んだことをクラスの児童に伝えるとともに、来たる南海トラフ地震に備えて自分たちに何ができるのかを考えようという内容です。
先生が自宅から持ってきた非常用持出袋の中身を確認し、「何を加えれば安心なのか」について話し合ったり、子ども新聞プロジェクトで1945年に起こった三河地震など、過去に愛知県内で起きた災害やその後の対策について取材した児童の報告を聞いたりしました。
今回の授業を通して、災害について大切なことは「イマジネーションである」ということ、いつ起こるか分からないから「日々の備えが必要である」ということを学びました。