令和6年度いなかわ ささえあい研修会にて「赤十字防災セミナー」を実施!
11月13日(水)、湯沢市立稲川中学校において、地域と学校が一体となった防災まちづくりの研修として、赤十字防災セミナーを実施しました。
全校生徒、地域住民、稲川地区の消防・警察の方など、200名が参加しました。
防災セミナーでは、避難所の運営を体験する「ひなんじょ たいけん」を実施しました。このカリキュラムは、いつ起こるかわからない大規模地震を想定して、「避難者の目線」で避難所における「自助」と「共助」の力の向上を目的としています。用意されるのは、避難所に見立てた平面図と、世帯ごとに避難者の年齢や健康状態、被災状況が書かれたカードです。5~7人のグループになって、避難者に見立てたカードを引きながら考えていきます。「病気の家族がいる場合」「避難所のトイレが使えなくなった」など、さまざまな出来事、課題にどう対応していくか、意見交換しながら気づきを深めることで「避難所」を疑似体験することができます。
グループは生徒と地域住民の混合であり、最初は緊張した面持ちの皆さんでしたが、話し合いを重ねるうちに交流を深め、地域住民と生徒が一体となって防災意識の高揚を図ることができました。
日本赤十字社では、地域コミュニティにおける「自助」と「共助」の力を高める「赤十字防災セミナー」の普及に努めています。積極的にご活用ください。