永平寺町赤十字奉仕団が工場火災で"おにぎり"を提供!
全国放送され4人の遺体が見つかった福井県永平寺町の繊維工場の火災で、永平寺町赤十字奉仕団(谷 久仁子 委員長)は6月20日、消火活動など現場作業にあたる消防団員や従業員らにおにぎりを作って配りました。
現場は、北陸自動車道福井北ジャンクションの東側1.6キロの住宅や田畑が混在する地域で、町役場は災害対策本部を設置、公民館に避難所を開設して、職員らが付近の住民に避難を呼びかけました。また、近くの松岡中学校では出火時、体育館にいた全校生徒約300人をバスやワゴン車などで帰宅させました。
同町赤十字奉仕団は、「苦しんでいる人を救いたい」と炊き出しを行うことを決意。午後6時から団員16名が集合し、おにぎり300個を作り、振る舞いました。
谷委員長は、「普段から炊き出しの訓練をしています。いざというときに役に立ててよかった」と話していました。