子どもたちが防災を学ぶ!福井県青少年赤十字賛助奉仕団が出前授業を実施!

 青少年赤十字賛助奉仕団(池上敏和委員長)は、子どもたちに災害への備え方を学んでもらおうと、県内の青少年赤十字の加盟園・校に出向き、防災に関する出前授業を行っています。
 7月15日は、大野市のいなやまこども園(稲山久子園長)で園児10名を対象に、「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」を用いた防災教室を開きました。
大雨・台風で街に災害が起こりそうになっている街のイラストを見せ、その中に描かれている子どもの行動で危ないと思うものを園児たちに発表してもらいました。イラストを見ながら、災害時にどのような行動をすると命を守ることができるかを真剣に考えていました。
 8月31日は、福井市の河合小学校(塚本康一校長)で5・6年生対象にリーダーシップ・トレーニング・センター代替出前授業を実施。国内外の災害の様子を写DVDで見たあと、避難所で過ごす際の行動について考えました。
 災害時には突如として、男女問わず様々な年代の人が、避難所に集まり生活することになります。非日常の中で生活をするためにも、皆で話し合いを重ね少しでも環境を良くしていくことが求められます。
竹ひごタワーは、青少年赤十字防災教育プログラム「まもるいのち ひろめるぼうさい」の中にある防災コミュニケーションワークショップの1つで、4~5名で1チームとなり、竹ひご、テープ、紙粘土を使い、制限時間内に、自立したタワーを作成。机からボール(紙粘土)のてっぺんの位置までの高さをチームごとに競います。
 このプログラムを通して、意見を出し合える関係作り、協力の大切さ、状況を冷静にとらえて判断し決定していく大切さを学ぶことができます。
 児童たちは、竹ひごのつなぎ方を工夫して少しでも高いものを作ろうと、力を合わせてタワーを作り上げていました。

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