「救護員としての赤十字看護師」任命式を行いました

 災害時に救護員として活動できるよう「救護員としての赤十字看護師」任命式が4月20日、日赤福井県支部で行われました。
 もともと赤十字の看護師は、救護看護師という救護にあたっての専門的看護師として、普通の看護師以上の技術、知識、精神を身につけていなければならないという高い教育目標によって養成されてきました。その名称が赤十字看護師と変わってもその実質は少しも変わらず、入職1年目から赤十字の理念や災害看護の知識・技術を学び、3年間で所定の研修修了が認定されると救護員として登録されるものです。

 今回、32名の看護師が救護員として登録され、坪川利隆事務局長から一人ひとりに任命状が手渡されました。災害時には、救護班の一員として被災地で救護活動を行います。

 赤十字の職員は、災害時の看護・救護活動において活動出来るように、日頃から訓練や準備を行う使命があります。コロナ禍においても、いつ起こるか分からない災害に備え、赤十字は直ちに国内救護活動や国際救援活動に向かえるよう、平常時より訓練・研修を続けています。

  • 坪川局長からの訓示を聞く様子

  • 救護員に任命された看護師の皆さん