坂井市赤十字奉仕団が同市防災士の会と連携した防災講座を実施
坂井市赤十字奉仕団(定池りゆ子委員長)は、5月31日から3回にわたって市内の中学高校生を対象とした防災講座を実施しました。
今回初めての実施となる本事業は、坂井市赤十字奉仕団と同市防災士の会が共催。市内の丸岡中学校、坂井中学校、丸岡高等学校でハイゼックスを使った炊き出しや三角巾を使った応急手当、避難所運営ゲームや防災クイズなどを通して、各校の生徒合わせて約340名に対し、防災の啓発を行いました。
赤十字奉仕団は、災害時における炊き出しの方法を紹介。生徒らは、袋に材料を入れて炊き上げることで、災害時でも衛生的で温かいご飯が食べられることに関心を寄せていました。
三角巾を使った応急手当では、赤十字奉仕団員が生徒に対して捻挫や額のきずの手当方法などを手際よく指導。生徒らは、三角巾を使って様々な手当を実践し、いざというときに活用できるよう繰り返し練習しました。
坂井市防災士の会は、避難所運営ゲームや防災クイズを担当。生徒らは、地震が起きたときの避難方法や対応など、災害時の心得を学びました。
両者は、来年度以降もこの防災教育事業を通して学校における啓発を続けていきたいとしています。