【第1回】徒歩参集訓練・支部災対本部要員基礎訓練を実施しました
6月8日(月)、事業課職員5名を対象とした安否確認・徒歩参集訓練および支部災害対策本部要員基礎訓練を実施しました。
この訓練は、赤十字の職員として災害発生時にとるべき行動を理解し、身につけることを目的として行ったものです。
まず午前中に、大規模災害の発生を想定し、スマホアプリで職員本人・家族の安否を確認。その後、公共交通機関等が使用できない場合を想定し、自宅から職場まで参集するルートを徒歩で確認しました。
午後は、支部の災害対策本部要員として必要な知識である災害医療の原則(CSCATTT)や情報伝達の手段・記録の方法などについて学んだのち、無線機や災害救援車両の装備・操作方法を実際に確認しました。
東日本大震災や平成29年九州北部豪雨災害、平成30年7月豪雨災害、令和元年8月豪雨災害など多くの災害で救護活動に携わった職員から実体験を交えた話をきくことで、災害をより身近に感じるとともに、現場での経験を共有し、生かしていくことが重要であると再認識しました。
この訓練で取り扱う内容は、一度ですべて身につくものではないことから、訓練を継続していく予定です。また、今後はどの職員も対応できるよう全職員対象の訓練も計画していきます。
私たちは「救うを託されている」という思いを強く持ち、いつ起きるか分からない災害に備えてまいります。