【第3回】炊き出し訓練を実施しました
10月22日(木)、支部職員を対象とした災害発生時における炊き出し訓練を実施しました。
今回は、『災害救護の的確かつ迅速な実施、職員の災害対応能力の向上と安全確保』のために行う各訓練のひとつとして計画したもので、支部職員対象の訓練は今年度3回目となります。
大規模災害発生後から数週間が経過した避難所での炊き出しを想定し、「非常食では普段食べることができない家庭的なメニューで身も心も温まってほしい」との思いから、オムライスとポトフを作りました。
レシピは、全国の赤十字奉仕団から募集し、ボランティアの方と共に本社で作成した「災害時炊き出しレシピ集」(H28年2月発行)を参考にしました。
事業課の職員を中心に前日から準備を行い、当日はその他職員も参加。
ハイゼックスへ米や卵など材料の袋詰めを行うと同時に、移動式かまどの使用方法についても確認を行いました。
訓練に参加した職員からは、「ハイゼックスは、現地の炊き出しでも重要な資材のひとつ。正しい使い方を改めて確認することができてよかった」との感想がきかれました。
完成した非常食は、新型コロナウイルス感染症対策として福岡赤十字病院の職員に限定し、時間を分けて試食体験を行いました。
試食を体験した職員からは、「災害時に、今回のようなおいしい食事が食べられたらきっと嬉しいだろう」「ハイゼックスを活用することで、食器類の洗い物を出さず衛生的に食べることができるので便利」などの肯定的な感想がきかれました。
災害は、いつどこで起きるか分かりません。
これからも、常に危機感をもちながら、訓練を継続していきます。