中村学園大学で防災学習を実施しました
7月5日(月)・6日(火)、中村学園大学の教育学部生を対象に「命を守るために知っておきたい知識・技能と教師の役割」をテーマとした防災学習を行いました。
この講義は、令和2年度から引き続き2回目の実施。
学校における防災教育の必要性、災害が起こったときの被災者支援、応急手当の仕方を中心に学びました。
また、教員を目指す学生を対象とした講義ということを踏まえ、青少年赤十字防災教育プログラム『まもるいのち ひろめるぼうさい』を使用した防災学習例も紹介しました。
日本赤十字社が備蓄している |
防災リュックの中身を説明 |
青少年赤十字防災教育プログラム『まもるいのち ひろめるぼうさい』とは?
このプログラムは、自然災害に向き合ってきた日赤と現場の教員が提案する「授業ですぐ使える防災教材」として平成27年に制作され、全国の小中学校に配布されました。
児童・生徒が主体的に防災に取り組めるよう、「気づき、考え、実行する」力を重視。
「自然災害の正しい知識」「自ら考え、判断し、危険から身を守る行動」を災害ごとに選択できる映像教材や「思いやり、優しさ、いのちの大切さ」「コミュニケーション力」「想像力」を育むテキスト教材・資料を収録しています。
『まもるいのち ひろめるぼうさい』のダウンロードはこちら
活用の様子(福岡市立小笹小学校)
全学年のカリキュラムに防災教育を組み込み、教科横断的に防災教育が進められている様子が取材されています。
こちら(Youtube日本赤十字社公式チャンネル)よりご覧ください。
災害時に役立つ体験も行いました
講義の後半では、避難所生活の中で少しでも体を清潔にして気持ちよく過ごすためのホットタオルづくりや新聞紙を使ったスリッパづくりの体験を通して、学校が避難所となった場合にできる被災者支援への理解を深めました。
将来、教員となった際に、学校現場で活用していただけることを期待しています。