【3年ぶり】令和4年度福岡県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センターを開催しました!
8月8日(月)、 日本赤十字社福岡県支部にて青少年赤十字(JRC)リーダーシップ・トレーニング・センター(トレセン)を開催しました。
トレセンは
①赤十字の「人道」の精神に基づき、やさしさや思いやりを大切に『気づき』『考え』『実行する』児童・生徒の育成
②青少年赤十字や防災についてなどの知識・技術を習得し、学校や地域においてリーダーとして自主的に活動する児童・生徒の育成
を目指し、開催しているものです。
例年、1つの会場に参集し2泊3日の宿泊研修で実施していたトレセンは、新型コロナウイルス感染症の影響で中止を余儀なくされていましたが、今年度は会場を2つに分け(福岡市・北九州市)、日帰りでの研修とすることで、3年ぶりに開催することができました。
※福岡市地区会場 :日本赤十字社福岡県支部
北九州市地区会場:北九州市立萩ヶ丘小学校
今年度は、県内のJRC加盟校14校から69名のメンバーが参加。
引率教員12名、JRC指導者協議会役員・運営委員20名、青年赤十字奉仕団5名を合わせて、計106名での開催となりました。
最初は、緊張した様子もみられましたが、ホームルームでの仲間づくりやレクレーションなどで緊張もほぐれ、お互いに協力しながら積極的に学習する姿が印象的でした。
短い時間ではありましたが、今回学んだ自主・自立やボランタリー・サービスの精神などを学校に持ち帰り、それぞれが学校・青少年赤十字のリーダーとして活躍してくれることを期待しています。
小学校の部 | 高校の部 |
小学校の部
写真を通して、活動の様子をお伝えします!
学校紹介 | ホームルームで自己紹介やレクを行う |
災害についての正しい知識を学ぶ | 災害が起きた時にすべきことは… |
みんなで協力して意見をまとめていく | ホームルームごとの発表 |
北九州会場とオンラインで意見交換 | |
一次救命処置について学ぶ | まずは指導員によるお手本 |
人形を使って胸骨圧迫の練習 | 片付けも自分たちで行う |
学校でどんな活動ができるか考える | ホームごとに1日の振り返り |
参加した児童の感想(一部抜粋)
- 救急法をしたときに手首が痛かった。1分間のときもきつくて手が赤くなったけど、楽しかった
- VS掲示板があることを知った
- 災害が起こったときに、どんな順でどんな風に自分の命を守ったらいいのかや、救急法では、救急車が到着するまでの8~9分間、胸骨圧迫するのがとてもきつかった
- AEDの使い方が分かったので、いざというときに役に立つと思った
高校の部
写真を通して、活動の様子をお伝えします!
開会式 | 学校紹介 |
赤十字・青少年赤十字についての講義 | |
防災リュックに何を入れるか話し合う | 優先順位やその理由などを発表 |
胸骨圧迫のポイント「強く・速く・絶え間なく」 | お互いにアドバイスし合いながら技術を高める |
これからやってみたいことは… | 意見を発表し、それぞれの考えを聴く |
参加した生徒の感想(一部抜粋)
- JRC部に入っている人が少ないので、入る人数を増やしたい
放送での呼びかけやポスターづくりなどをしたい思う - 学校周辺のゴミ拾いをしながら、ハザードマップをつくってみたい