令和5年度福岡県総合防災訓練に参加しました
5月28日(日)福岡県総合防災訓練に参加しました。
今年の福岡県総合防災訓練は、朝倉市、筑前町、東峰村の3会場で、大雨による浸水被害、西山断層を震源とする最大震度6強の地震災害を想定のもと、実施されました。
訓練には、県、市町村、防災関係機関との連携強化や防災技術の向上、防災意識の普及啓発を図る目的として、県や地元自治体および消防本部、消防団、警察、自衛隊、地域住民など約1,700人が参加しました。
この訓練で、本県支部は朝倉会場での訓練に参加し、応急医療救護所を設置するとともに、倒壊家屋、座屈ビル等から救助された人を救急隊や他病院DMAT班と協働しながら診療を行いました。
さらに、今回は、救援物資の輸送訓練にも参加し、日赤が持つ救援物資を佐川急便株式会社様、ヤマト運輸株式会社様と協働で、避難所まで迅速に輸送しました。
他にも、日赤安全奉仕団(ボランティア指導員)が、一次救命処置の体験ブースにて、一般の方を対象に、胸骨圧迫やAEDの使い方のレクチャーを実施。ブースに待つ人が出るほど、多くの方々に関心を持っていただきました。
日赤防災ボランティア会がイベントスペースでは、救援物資の展示や、非常持ち出し品ゲームを実施し、参加者の防災意識の向上に努めました。
いつ発生するかわからない災害に対し、私たち日赤は、災害対処能力の向上はもちろんのこと、訓練や救急法の講習、防災セミナーを通じて地域住民の方々の防災意識の向上に努めて参ります。