「おうち時間」に起こりやすい事故から子どもを守ろう② ~キッチン編~
新型コロナウイルス感染症の流行により、普段よりも子どもたちが家の中で過ごす時間が増えてきている昨今では、家の中で起こる事故も増加しています。
子どもの行動から起こりうる事故を予測して、楽しく安全に「おうち時間」を過ごしましょう。
前回は、「居間」で起こりやすい事故についてご紹介しました。(「おうち時間」に起こりやすい事故から子どもを守ろう① ~居間編~)
今回は、「キッチン」で起こりやすい事故について、一緒に考えてみましょう!
まずは子どもの特徴を知ろう
子どもの事故を種類や特徴からみると、その誘因は、周囲の環境や子どもの成長・発達の特徴などから考えられます。
●頭の割合が大きく、運動機能が未発達であることもあり、頭から転倒しやすい。
●身長の伸びとともに手や足も伸びることから、年に10cmくらい高いところへ手が届くようになる。(急に手の届く範囲が広がる)
●歯が生える時期には、むずむずした違和感があり、口へものを入れたがる。
●身長が低く視界が狭くなりやすい。
●危険なことが理解できない。
●遊びに夢中になり危険なことを忘れてしまう。
家の中に潜む子どもの危険について
吹き出しの部分には、それぞれ「【キッチン】の中に潜む子どもの危険」が隠れています。
どんな危険が潜んでいるのか考えてみましょう!
※画像をクリックすると解答が表示されます
事故から大切な子どもを守ろう
子どもの成長・発達は早く、昨日までできなかったことが今日はできるようになります。子どもの成長・発達に一歩先がけて、常に家庭内を整理整頓し、危険物を避けるなどにこころがけることが大切です。
出典「赤十字幼児安全法講習教本」(一部改編)、「すぐに役立つ救命・応急手当(小冊子)」
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