青少年赤十字について

児童・生徒が赤十字の精神に基づき、いのちと健康を大切に、
地域社会や世界のために奉仕し、世界の人びととの友好親善の精神を
育成することを目的として、さまざまな活動を学校教育の中で展開しています。

青少年赤十字の目的

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青少年赤十字の活動は、子どもたちが「人の命と尊厳」を大切にする人道的価値を身につけ行動することを目指しています。また、世界の平和と人類の福祉に貢献できるよう、青少年自身が日常生活の中で、望ましい人格と精神を自ら形成することを目的としています。

主な活動内容

  • リーダーシップ・トレーニング・センター

    夏休み中に県内各地から児童、生徒が参加し、宿泊研修を通して青少年赤十字の“こころ”と“リーダーとしての資質”を学びます。

  • 児童・生徒のためのBLS短時間プログラム

    人命の尊さを知り、思いやりの心を育むことを目的に学校の授業などで児童・生徒に心肺蘇生やAEDの取り扱いについて学ぶ「BLS短時間プログラム」を学校まで指導員を派遣し、実施しています。
    JRC加盟校は指導員派遣費が無料となります。日程など詳細についてはお電話でお問い合わせ下さい。

    ※青少年赤十字加盟校は教職員、PTA向けの
    指導員派遣についても派遣費が無料となります。

  • 防災教育プログラム

    青少年赤十字の実践目標の一つである「健康・安全」のもと、防災教育をとおして自然災害から青少年の健康と安全を守り、また、学校・地域・家庭における防災意識を高めることで、人間のいのちと健康、尊厳を守ることを目的に教育を推進しています。

  • 1円玉募金

    世界で苦しんでいる同世代の子どもたちのために募金活動(1円玉募金)をすることによって「奉仕」の心を学びます。また、その国の文化や生活に関心を持ち自ら調べることで、「国際理解・親善」を進めます。平成29年度からの3ヵ年、集められた募金は、ネパールでの保健衛生事業やバヌアツでの防災教育事業に役立てられます。

申請方法について

日赤石川県支部は原則無料で教育プログラムの提供や指導員の派遣を行います。担当者との日程調整の都合上、開催予定日の1ヶ月前までに日赤石川県支部へお問合せください。学校教育をより効果的に行うために、ぜひご活用ください。

青少年赤十字とは

実践目標

青少年赤十字では、先に述べた目的を達成するために、「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」の3つの実践目標を掲げています。

健康・安全
いのちと健康を大切にする
人間の生命はもっとも大事なものです。その生命を守るために、自分の命と健康を大切にするとともに、みんなの健康を守り、人間尊重の精神を養うことを目指します。
奉仕
人間として社会のため、人のためにつくす責任を自覚し、実行する
私たちはたった一人で生きているのではなく、社会の一員として生きています。自分が今、他者のために何が出来るかを考え、できることから実行していきます。
国際理解・親善
広く世界の青少年を知り、なかよくたすけあう精神を養う
私たちは、いつも世界の国々とのつながりの中で生活しています。外国の人々やその国のことについて正しく理解し、交流を深めることは大変重要なことです。それは自分自身を知ることにもつながります。このような積み重ねが、世界の平和の実現を目指していくことにつながります。

態度目標

主体性を育むために「気づき」「考え」「実行する」という態度目標を掲げています。

青少年赤十字の特徴

  • 学校や幼稚園・保育所に組織されています。
  • 何を実践するかは学校や園の自由裁量です。
  • 青少年赤十字は世界的な組織です。
  • 国内にも多くの仲間がいます。
  • 青少年赤十字は政治的、宗教的および思想的なことには中立・公平です。

加盟のメリット

  • 赤十字のネットワークを活用した幅広い活動ができます。
  • 指導者やメンバー対象の各種講習会の参加機会をご案内します。
  • 青少年赤十字の手法を活用した学校運営が可能です。
  • 青少年赤十字や赤十字に関する各種資料・教材がご提供できます。