救護所での実践的なシミュレーション! -令和6年度支部・施設合同救護員実践研修会-

令和6年6月14日(金)、香川県青年センターにて、「令和6年度支部・施設合同救護員実践研修会」を開催しました。
この研修は、医師、看護師、主事らで構成される救護班が、災害現場で的確な救護活動を展開するための能力を培うことを目的としたものです。日本赤十字社香川県支部・高松赤十字病院・香川県赤十字血液センターの職員57名が参加しました。
午前中は、職種ごとに分かれ、それぞれの業務の確認を行いました。
医療職は、傷病者のトリアージ(一人でも多くの傷病者を救うために、治療及び搬送の順位をつけること)として、「START法」や「PAT法」を学び、救護所での処置の演習を行いました。
また、主事(ロジスティクス)は、仮設診療所用の「国内型緊急対応ユニット(dERU)」を設営するとともに、救護所での主事の業務を確認しました。
午後からは、医療職と主事からなる救護チームを結成し、チームの中での各々の役割を机上シミュレーションで確認しました。その後、災害現場での救護所運営を想定し、次々と運ばれてくる傷病者の受入れ・治療・搬送の実践的な訓練を行いました。
最後に、シミュレーションを通して感じたことを話し合い、充実した訓練となりました。

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