若い人の発信がとても魅力的でした~恐れるべきは人ではなくウイルス~
赤十字支部指導講師の宮本佳蓮さん(赤十字京都ユース)が、7月3日に亀岡市教育委員会が開催された人権教育講座において、「恐れるべきは人ではなくウイルス~心の感染は止められる~」と題して、感染症の流行時にどうすれば不安や恐怖に振り回されないか、差別や偏見から感染者やそのご家族、子供達など災害弱者(※)と呼ばれる人達を守ることが出来るのかを話しました。
講演のなかで宮本さんは、「危機的状況で自分の心を保つレジリエンス、不安を煽る情報から身を守るメディアリテラシー、無関心・認識不足・利己心・想像力の欠如の人道4つの敵」を、自身の体験談を交えながら伝えました。
受講者からは、「今日聞いた話を周りの人にも伝えることで差別を断ち切れるよう努めたいと強く思いました。」「コロナ差別は色々と発信されていますが、宮本さん自身の体験や思いが伝わって新鮮に聞くことができました。若い人の発信がとても魅力的でした。」といった感想が寄せられました。
※災害弱者:子供や女性、高齢者、貧困者、持病のある人、身体障がい者や精神疾患のある人、マイノリティなど