「生命と身体を守るために」京都府警察初任科生が救急法救急員講習を受講

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 皆さんはご存知でしょうか?新たに京都府警察職員になられた方は、警察学校(全寮制)に入校して初任教養を受けられますが、そのなかで救急法を学んでおられることを。事故や災害現場にいち早く駆けつける警察官が、個人の生命と身体を守るために、応急手当の知識と技術を身につけるためです。そして、その指導に当たるのは、赤十字救急法指導員(以後、FA指導員)の試験に合格し、認定されている警察官です。非番の日には、ボランティア指導員として警察学校以外の救急法講習会にも積極的に参加されており、実際の災害現場での体験談なども伝えてくださる頼もしい存在です。
 今回は、初任科生約125人が、赤十字救急法救急員養成講習会を受講しました。通常の講習の倍近くの時間をかけて、救急法の知識と技術の習得を目指されます。この日は、骨折部位を固定する応急手当を学んだ他、実際の事故現場を見立てて自分たちが出来たこと、出来なかったことを振り返る総合演習を行いました。
 指導に当たった山本FA指導員(京都府警察)は、「警察官として、事故や災害から府民の生命を守ることに全力を尽くすのは当然であるが、一人の人間として、人々の痛みや苦しみに寄り添える社会人になって欲しい」と話されました。

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