「人々の笑顔は万能薬だと思う。」京都府青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター小学生の部を開催しました!
7月29日(土)、30日(日)の2日間にわたり京都府青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター小学生の部を開催しました。
昨年度の日帰り1日から少し拡大をした日帰り2日間の形態で行い、43名の小学生が参加をしました。
その2日間の様子をご紹介します。
『青少年赤十字について』
赤十字の創始者アンリーデュナンのことや七原則、
赤十字マークがもつ意味について学びました。
『防災教育プログラム』
竹ひごとテープで、どのHRが一番高いタワーを作れるか競争。
HR内で意見交換が活発に行われ、様々なアイディアが見られました。
災害時は初対面の人とも、話し合い協力する事が大切です。
お昼は、非常食体験!
水を入れると完成するアルファ米にカレーをかけました。
非常食ってこんなに美味しいの!びっくりした!と好評でした。
お昼を食べた後は、『応急手当』
前半は、お友達や周りの人が倒れた時の観察の仕方を
後半は、三角巾を使って膝の傷の手当てを学びました。
皆とても上手にお友達に手当てを行っていました。
『レクリエーション』
1日中頭を使い考えたので、最後は皆で仲良く、楽しく、体を動かしました。
また、コロナ渦で長い間歌うことが出来なかった
「空は世界へ」も皆で歌いました!
さぁ2日目が始まります。
昨日は緊張した面持ちで会場に入ってきた子どもたちが、到着するとすぐにお友達のもとへ駆け寄っていきました。
まずは、『先見』からスタートです。
先見とは、指示を待つのではなく、自主的に先を見通して行動できる態度です。
昨日の自分のことも振り返りながら、今日は1日どのように行動するかを考え、HRの仲間へ共有しました。
『献血セミナー』
1日目に、赤十字が何をしている組織かを質問した時、
何人かの児童が挙げてくれていた、献血。
京都府赤十字血液センターの職員の方より、
小学生向けの献血セミナーを行って頂きました。
なぜ献血が必要か分かった!との感想が聞かれました。
『国際人道法ワーク』
赤十字が掲げる七原則について、改めて学び、
最後は各HRで赤い折り紙を使い、赤十字マークを作成しました。
最後のプログラムは、『フィールドワーク』。
2日間学んだことを活かして、実行する場です。
6つの関門で、それぞれがリーダーシップを発揮しながらお題にチャレンジしました。
誰にでもある得意な事、不得意な事を分け合いながら協力する事が大切であると学びました。
リーダーシップ・トレーニング・センターの過程を修了した児童全員に修了証が送られました。
トレセン終了後、参加した児童からは「VSについて学び、早速今日の朝実践すると家族に喜ばれた。」「気づき・考え・実行するを学校でも実践したい。」「人々の笑顔は万能薬だと思う。もっと人を助けたいという感情が芽生えた。」など素敵な感想が聞かれました。
来年度も開催予定ですので、ぜひ多くの方の参加をお待ちしております。