遠く離れていても私たちに出来ることをやりませんか。JRCメンバーが能登半島地震災害義援金の街頭募金活動を行いました!
1月27日(土)四条河原町交差点にてJRC高校生メンバー及び指導者の計40名が能登半島地震の街頭募金活動を行いました。「遠く離れていても私たちに出来ることが沢山あります!一緒にやりませんか。」メンバーの熱い呼びかけに多くの方が足を止めご協力くださり、およそ4時間の活動で525,640円の募金が集まりました。
メンバー協議会会長の浅井嵯月さん(京都府立嵯峨野高等学校)は、今回の活動理由について、「テレビ等で被災地の映像を見ながら、私たちにできることをしたいと思いました。被災者の方と全く同じ気持ちになることは出来ないけれど、遠くからでも応援している気持ちが届いたらいいなと思います。」と教えてくれました。
募金活動中には、石川県出身や輪島市出身の方から「地元なんです。ありがとうございます。」と声をかけられる場面もありました。
今回頂いた募金は、現地の配分委員会を通じて全額が被災者のもとへ届けられます。
募金にご協力いただいた皆様ありがとうございました。
【インタビュー】
参加した高校生メンバーの1人、大上凜乃さん(京都聖母学院中学・高等学校)は1月1日の発災時、七尾市にある祖父母の自宅で過ごしていました。
“募金活動に参加したのは、実際に被災地を見て何か力になりたいと感じたからです。母からも募金活動の話をした時行っておいでと背中を押されました。被災地が一日でも早く復興することを願っています。”
おせちを食べ終えて、冬休みの宿題をしていたところ地震が起きました。
2回目の揺れの時にまずいと思い、机の下に隠れましたが、このままでは家屋倒壊の恐れがあったため、急いで近くの小学校へ家族と避難しました。
そのまま一日を避難所で過ごし、夜は車の中で寝ました。
食べ物が無く、当日は供給もなかったため困りましたが、たまたま隣の家の方が集まりのために用意していたという食べ物を分けていただき、食事をすることが出来ました。翌日に祖父母を連れて京都へ帰ってきました。
現在、祖父母は七尾市の自宅へ戻り生活をしていますが、地域には避難所で生活をされている方もまだいらっしゃいます。自分が実際に地震を体験し、一番はやはり怖いという感情がありました。今改めて振り返り、日ごろからの備えが大事だと感じています。