「自分と大切な人を守れる大人になろう!」~洛星高等学校~

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9月17日、19日に洛星高等学校の1年生約200人が着衣泳などの水上安全法を学びました。
水泳の授業が終わりプールの水を抜く前に、着衣の状態で靴を履いたままどのようにすれば溺れないかを学び、水の事故防止を目的に実施しました。

 この日は、着衣の状態で浮いて救助を待つために浮き身と、通称「イカ泳ぎ」と呼ばれるエレメンタリーバックストロークを体験。
着衣の状態でのクロールや平泳ぎは、濡れた服が体にまとわりついて上手く泳げません。
だからといって服や靴を脱いでしまうと浮力が失われるだけでなく、生命を維持するための体温が奪われてしまいます。
そのために着衣での浮き身と、比較的泳ぎやすいエレメンタリーバックストロークを選択することで、生存できる確率が高くなります。

 指導を担当した市川水上安全法指導員は、
「人を助けるためには自分が安全であることが大前提です。みんなには人を助けられる大人になって欲しい」と生徒達に伝えました。

画像 エレメンタリーバックストローク(通称:イカ泳ぎ)を練習しました。

画像 浮き身の練習をしました。案外難しい「浮いて待つ」です。