令和6年度青少年赤十字活動報告会を開催しました

 令和6年5月28日(火)、青少年赤十字活動報告会を開催しました。
 この報告会は、各加盟校が青少年赤十字の実践目標に沿って取り組んでいる活動を、校種を超えて互いに交流することで、より活発に青少年赤十字活動が展開されることを目的としています。
 当日は幼稚園、小学校、中学校、高校の4校・園から、各校で取り組む活動を紹介していただきました。

 以下、各校から発表していただいた活動の一部をご紹介します。

からだについてかんがえよう(桑名市立陽和幼稚園)

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 陽和幼稚園では養護助教諭が月に数回来園し、子どもたちが自分の体のことや、健康に過ごすこと、食育、心のことなどをわかりやすく教えている。
 歯磨き指導では、イラストを使って「ミュータンス菌」ついて説明。虫歯作るバイ菌として、「歯に穴をあけるホジラ」「歯に汚いスミを吐くミュータコス」「歯をツノでつつくバイキリン」と、子どもたちが楽しくなるような名前のバイキンを考え、教えました。また食べた後、食べカスが歯のどこにつきやすいかを模型を使って説明し、歯磨きの大切さを学んだ。

防災タウンウォッチング・防災マップづくり(志摩市立浜島小学校)

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 小学校4年生が地域の防災教室や自治会に協力いただきながら防災タウンウォッチングと防災マップづくりを行った。タウンウォッチングではグループに分かれて行い、その結果を持ち帰り、防災マップ作りに取り組んだ。作成した防災マップは、学校玄関前や公民館に掲示され地域の防災意識向上に役立てている。

新鹿浜クリーンアップ作成(熊野市立新鹿小中学校)

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 新鹿観光協会と連携し、合同で新鹿浜の清掃活動をおこなった。当日は中学生がリーダーとなり、浜や駐車場、浜に続く道のゴミ拾いを行った。
 また小学校1・2年生による「熊野市新鹿町通所サービスおおきに」への訪問では、利用者にインタビューや一緒に体操を行うなどしてふれあいを楽しんだ。その結果、今まで以上に高齢者とのかかわりを意識するとともに、地域で出会った場面でも言葉を交わすようになった。

白子高校ボランティア部の活動(三重県立白子高等学校)

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 白子高校ボランティア部は「気づき」「考え」「実行する」を目標に、地域での奉仕活動をはじめ様々な活動も積極的に行っている。近年は、ジャグリングを練習し、地域の施設等で披露することもある。
 活動は生徒たちが主体的に行えるようにしている。ニーズをとらえ、生徒自らが企画・立案や調整を行い活動している。令和5年度は海岸清掃や募金活動、福祉施設の訪問などを行った。また国際交流に参加し、他校のメンバーや海外のメンバーとも交流し多くの学びを得た。