令和6年度三重県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニングセンターを開催しました

 令和6年7月から8月にかけて、三重県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニングセンター(以下、トレセン)を開催しました。
 県内の高校生や中学生、指導者、赤十字ボランティアが参加し、2泊3日で実施しました。

 トレセンとは青少年の教育プログラムの一つで、青少年赤十字の活動をはじめ各学校の中核となる「生徒のリーダー」の養成を目的としています。
 「リーダー」とは、ある特定のメンバーだけがリーダーシップをとるのではなく、グループの中で役割を持ち、仕事の内容や時間と場所によって、ある時はリーダーとなり、ある時はよき協力者となれるように、メンバーの一人一人が「リーダーシップの取り方を学ぶこと」を目的としています。
 
 以下、研修の様子をご紹介します。

高校トレセン

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日 時:令和6年7月29日(月)~31日(水)
会 場:熊野少年自然の家
参加者:高校生33名、指導者・赤十字ボランティア12名

高校トレセンには県内のJRC部(ボランティア部)の生徒たちが参加しました。
2日目の夕食は、活動中に地震が起こりガスや電気が止まってしまい、指導者はケガをして動けないという設定で、生徒たちが役割分担をしながらカレーづくりを行いました。時間制限もあり、レシピがない中で、ある食材を利用してどのように作るのかを相談し、火をおこすことも自分たちで工夫しながら、生徒同士で協力し助け合いながら作りました。

中学校トレセン

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日 時:令和6年8月5日(月)~7日(水)
会 場:津市青少年野外活動センター
参加者:中学生23名、指導者・赤十字ボランティア25名

中学校トレセンには各校の生徒会のメンバーや有志の生徒たちが参加しました。
2日目の救急法の研修では三角巾を使用した応急手当の仕方や胸骨圧迫法・AEDの使い方を学びました。三角巾を使った応急手当では、先生からポイントを教わりながら、ペアを組んで手当の仕方を練習しました。生徒同士でコツを教え合いながら練習に取り組みました。