地域赤十字奉仕団幹部研修会 ~コロナ禍における奉仕団活動~
令和4年6月22日~7月6日の間、県内6会場において「地域赤十字奉仕団幹部研修会」を開催し、各地域赤十字奉仕団幹部及び事務局職員合わせて177名が参加しました。
例年、赤十字運動を担うリーダーの一人としての資質を向上させるために必要な知識を習得し、地域のボランティア研修の担い手となることを目的に実施しているこの研修会。
昨年度に続き、今年度も感染対策に加え、規模を縮小しての開催となりました。 赤十字のおこりや赤十字事業、ウクライナ人道危機に対する赤十字の対応、コロナ禍における奉仕団活動については職員から説明をしましたが、司会進行をはじめ、支部が進めている防災教育事業、加えて炊き出しマニュアルについては、日本赤十字社長野県支部研修推進委員が中心となって運営をしました。 また、地域における奉仕団役員の選出や引継ぎ方法、時代に即した活動への展開について、改めて注意点等を伝達しました。
参加者からは、「赤十字について理解はしているつもりでも、活動については幹部であっても認識不足のことが多くある。世界を含めた幅広い赤十字活動について改めて知ることができ、参加してよかった。」「歴史ある赤十字のもと、これからも地域に寄り添ったボランティア活動をしていきたいと思いました。」「今後は、炊き出しマニュアルに沿って特に衛生面に配慮をしながら、炊き出しを行っていきたい。」「奉仕団役員選出については地域によって異なるが、同じような地域も少なからずある。丁寧な説明で理解をしてもらったうえで、無理のない活動を団として心掛けていきたい。また、言動には気をつけるよう団員に伝えたい。」「多くの防災教育カリキュラムがあることを知ることができた。このような研修を奉仕団や地域へも広げていきたい。」など、多くの感想が寄せられました。
参加された幹部の皆さんが、この研修の学びを各地域での活動に活かされることを期待しています。