常備救護班要員への「こころのケア研修会」を実施しました

 令和7年1月12日(日)、日赤長崎県支部常備救護班要員への「こころのケア研修会」を実施しました。
 災害時の救護活動は日本赤十字社の第一義的業務として、被災者支援の重要な任務を担っています。
 災害の規模によっては、家族や財産を失い、住み慣れた家や地域から離れなければならない等ショッキングな出来事がストレスとなって、被災者や支援者の心に大きな傷を被ることがあります。
 本年度は県支部・日赤長崎原爆病院・日赤長崎原爆諫早病院・血液センターの職員約40名の受講者と指導スタッフが参加して、災害時の心理的影響の特性と「こころのケア」の重要性について理解を深めるとともに、災害救護活動時の心理社会的支援の方法について学びました。
 研修会では、指導スタッフによる講義のほか、令和6年能登半島地震の救護活動に派遣された職員の体験講話やグループワークによる多職種職員との意見交換、3人組ロールプレイによる被災者との接し方の疑似体験を行いました。
 どこでどのような災害が発生するかわからないからこそ、日頃の研修や訓練が大事であり、赤十字救護班要員等の資質向上に努めてまいります。

 災害救護活動の詳しい内容は、こちら(当支部ホームページ「国内災害救護・国際活動について」)もご覧ください。

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