企業様向けに赤十字防災セミナーを実施しました
6月20日(木)、うるま市にある沖縄IT津梁パーク内の企業様を対象に、赤十字防災セミナーを実施しました。
セミナーでは、講義形式で防災の基礎を学ぶ「災害への備え」、室内の地震対策を考える「KAG(家具安全対策ゲーム)」を実施しました。
講義では、開催場所である沖縄IT津梁パーク周辺のハザードマップを見て津波や土砂災害の警戒区域を確認したほか、地震発生時に埋立地で起こりやすい「液状化現象」などを紹介しました。
また、KAG(家具安全対策ゲーム)をグループ形式で実施し、受講者の皆さんはお互いの企業の防災対策などについて意見交換を行いました。
参加した受講者からは、4月3日に県内に発令された津波警報への対応について、屋上に避難した際のトイレ問題や備蓄品の共有など実際に直面した課題についてご意見や感想をいただきました。
KAG(家具安全対策ゲーム)
まずは、実際に自宅の平面図を描きます。その平面図を見ながら家具の配置で危険な箇所を把握して、地震が発生したときに、自分はもちろん、家族の命を守るためにはどういった対策が必要か、ゲーム形式で学んでいくプログラムです。
※今回のセミナーでは自宅の代わりにオフィススペースの平面図を描き、企業での防災対策について考えました。
赤十字沖縄県支部では、自治体、企業、学校などの各種団体向けに、防災セミナーの運営を行っていますので、興味のある方はぜひ当支部までご相談ください。