星槎国際那覇の学生向けに赤十字防災セミナーを実施しました
11月11日(月)、那覇市にある通信制高校 星槎国際那覇にて、学生向けに赤十字防災セミナーを実施しました。
セミナーでは、始めに、地震や大雨・土砂災害についての基本的な知識や、避難指示や防災標識など災害時に役立つ知識について講義形式で学習後、グループワークで地域について考える災害図上訓練(DIG)を実施しました。
会場となった星槎国際那覇の周辺でには河川が通っており、大雨災害時は洪水などのキケンが予測されます。会場周辺の地図を使用して、大雨災害時の危険箇所、予想される被害、避難時に支援が必要な方々がいる施設などをグループで考えながら、地図上に落とし込んでいきました。
学生からは、「冠水による渋滞や地域・施設の孤立が生じる」「施設が停電することで、避難が必要な人が出る」「観光客、外国人は避難に困るかもしれない」「ペットとの避難をどうするか」といった意見が出ました。
また、学生からは、「いままで災害は他人事だと思い、あまり防災について考えてこなかった。4月に県内で発生した津波警報の際には、何をすれば良いか分からずにただただ戸惑った。今は防災バッグを準備して備えているが、今後も防災について取り組んでいきたいと思います。」との感想をいただき、防災について真剣に考えてくれていて、大変嬉しく感じました。