こころのケア研修を実施しました
令和7年2月28日(金)、職員向けに「こころのケア研修」を実施しました。
この研修は、被災者に対してこころのケアを実施できる職員の養成を目的に実施し、日本赤十字社沖縄県支部、沖縄赤十字病院から看護師、放射線技師、事務職の職員が参加し、計11名のこころのケア要員を要請しました。
研修では、講義で災害時のストレスとストレス反応に対する基本的な知識や被災者及び援助者へのケアの方法を学ぶとともに、グループワークで災害への心構えやストレスへの対応、ロールプレイによる被災者との接し方を疑似体験を実施しました。
受講した職員からは、「災害時だけでなく、日常のコミュニケーションでも活かせる内容で、業務でも活かしていきたい」との感想があがりました。
日本赤十字社の「こころのケア」活動
災害は、人々の生命や財産に多くの被害を及ぼし、同時に心にも大きな傷を残す。また、被災者だけでなく、救護にあたる援助者もストレスを受けます。
「こころのケア」は、日本赤十字社の救護活動の柱の一つであり、災害によるストレスを受けた全ての被災者を対象として、精神的なダメージ、心身の疲労、避難生活などから生ずると考えられるストレス状態の軽減を図り、救護員自身も自らのストレスに対応できることを目的としています。