ナースの卵に確かな技術を~県立常盤高校の生徒を対象にオンライン講習会を開催~
6月17日(木)・24日(木)の2日間、JRC加盟校である県立常盤高校の2年生80名を対象に、心肺蘇生とAEDの使い方を学ぶオンライン講習を行いました。
講習会は、「救急処置と看護師の役割」を学ぶ授業の一環として行われ、生徒は人形を模したTシャツとペットボトルを使用して真剣に取り組みました。
参加した生徒は、「いざという時冷静に対応するには、事前のシミュレーションが大切だと感じた。日本は自然災害も多いので、どんな時にでも行動できるよう更に勉学に励みたい。」「コロナ禍で一歩踏み出すのに躊躇する人も多いと思う。そんな時、今回学んだことを活かして自分が率先して行動したい。」「命を助けられるか否かは自分自身の行動によって変わってしまうかもしれないと思った。今後いろいろな講習に参加し技術を身に着けたい。」と話しました。
県立常盤高校は、昭和45年(1970)の創立当初から看護の道を志す学生の学びの場となってきました。
現在では、5年一貫で看護師を養成する専門高校として多くの生徒が夢に向かって勉学に励んでいます。
看護師はじめ医療従事者の重要性が再認識されたコロナ禍において、真剣に講習に取り組むその姿は頼もしく見えました。
日赤埼玉県支部では、引き続き感染対策をとりながら「命と健康を守る講習会」を実施してまいります。
学校や企業、自治体様からの依頼講習も随時受付ておりますので、ぜひ身近な方とお誘いあわせの上お申込みください。