世界の仲間と学び合える交流を~インドネシア赤十字社ユースと埼玉県JRCメンバーがオンラインで交流~
令和4年1月29日(土)に、県内青少年赤十字の高校生メンバー5人とインドネシア赤十字社マラン県支部およびケブメン県支部のユースメンバー5人がオンラインで交流をしました。
交流のテーマは「地震と津波」。当初は県のメンバーが発表予定だった学習会に向けたインタビューとして調整していましたが、最終的には両国の文化交流も含めた学びの場へと発展しました。
自己紹介では顔つきに固さが見られたものの、ジェスチャーゲームで気持ちをほぐした後にお互いの文化紹介が進むころにはかなりフランクな雰囲気に。日本からは四季にちなんだ文化をクイズ形式で、インドネシアからはマランの民族舞踊“Topeng Dance”が披露されました。
インターバル後にはメインテーマの「地震と津波」についての発表とディスカッションを行いました。どちらの国でも自分たちが住む地域を知り、日頃から備え、知識や経験を伝えることが大切にされていることを知りました。
オンラインでありがちな技術的なトラブルなどがありながらもメンバーたちは積極的にコミュニケーションを取っていて、当初の予定テーマに留まらない様々な学びに繋がったのではないかと思います。
企画のきっかけとなったメンバーは「インドネシアのユースとこうして共通の話題である地震と津波について話すことができ、達成感と充実感でいっぱいです。参加者全員が楽しんでおり、何か一つでも学ぶことがあったようで、開催してよかったなと思います。今後、コロナが落ち着いたら直接会いたいのはもちろんのこと、海外のユースメンバーと一緒に事業を進めたりできたらいいと思います」と感じたようです。
今回の交流は急遽コーディネートしたものでしたが、この機会が埼玉県支部とインドネシア赤十字社(マラン・ケブメン両支部)と今後もつながるご縁のきっかけになればと願っています。