「赤十字防災セミナー」の運営を担う指導者を養成しました!
1月14日(土)、15日(日)の2日間、赤十字のボランティアと職員を対象に「日本赤十字社防災教育事業(通称、赤十字防災セミナー)支部指導者養成研修」を実施し、22名の指導者を新たに登録しました。
当支部では、令和4年度までの中期事業計画の中で、「災害時に被災者支援活動を行う地域奉仕団をはじめとする赤十字ボランティアが中心となって、自治会・町会等、広く一般市民を対象に『赤十字防災セミナー』を普及、推進すること」を目標とし、計画的に指導者を養成しているもので、昨年度に続き2回目です。
研修当日は、セミナーの中心となる「災害への備え」・「災害エスノグラフィー」・「災害図上訓練(DIG)」の3つのカリキュラムについて、「体験」⇒「講義」⇒「実践演習」の流れで行いました。
まずは、受講者の立場としてセミナーを「体験」し、実際に指導するうえでのポイントについて「講義」で学びました。「実践演習」では、実際に指導者になったつもりで1人ずつ演台に立ち講義などの模擬実習を行ったほか、セミナーを運営するうえで想定される様々な問題に対する解決策等について、グループごとに意見交換した後、全員で共有しました。
最後に当支部独自プログラムである「災害時に役立つ実技」として、ホットタオルの作り方や毛布などを活用した保温方法、ハイゼックス※での調理方法について指導ポイントを確認しました。
当支部では引き続き、いつ発生するかわからない災害に備え「赤十字防災セミナー」を普及して参ります!
※ハイゼックス:災害時などの際、少ない水で調理でき、食中毒の危険性なども減らせる炊飯袋のこと。