【4年ぶりの宿泊型】小・中学生リーダーシップ・トレーニング・センターを開催!
7月下旬、埼玉県立加須げんきプラザにて、小・中学生を対象とした2泊3日の「リーダーシップ・トレーニング・センター」(以下、トレセンという)を開催しました。
トレセンは、学校の児童や生徒の「リーダーシップ」や「やさしさ・思いやり」の心を育てることをねらいとした行事で、県内9校から34人の小・中学生が参加しました。
研修中は、参加者の自主性を育てるため、普段の学校生活にあるチャイムや先生からの「指示」、「号令」がありません。参加者は時間を確認しながら、食事や入浴といった生活も含め、自分たちで率先して動き、気づいたことや自分たちで活動してみたいと思ったことは、掲示板を活用して情報を共有します。
「赤十字について」「リーダーについて」などの講義で、トレセンでの基礎的な考え方を理解したほか、自分とまわりの命を守るため、「防災」や「健康・安全」についても学びました。
また、施設の外を探検しながら各チームで団結し、赤十字に関する課題をクリアしていく「フィールドワーク」も行いました。
これらのプログラムを通して、参加者は自分なりの「リーダーシップ」について学んでいきます。
研修を通じて支えあうのはホームルームの仲間たち。最終日には、研修で学んだことを自分たちでまとめ、発表会を行いました。
研修を通じて、児童・生徒たちの成長を見守ったのは、同じく県内の小・中学校等から集まった15人の指導者と、5人の赤十字ボランティアです。
子どもたちは初めて会った仲間や指導者と、研修を通じて絆を深めていました。
小学生・中学生の垣根を越え、一緒に生活し学びあった参加者たち。
夏休みが明けた後も、学校生活の中で、この学びを活かしていただけることを期待しています!