国際人道法を通じて世界の今を知る~高校生が学習会を開催~
青少年赤十字(JRC)加盟高校の生徒で組織されている協議会のメンバーが中心となって、年に3回程度テーマ別の学習会を開催しています。
今年度第一目の学習会を9月17日(日)に実施し、「国際人道法を通じて世界の今を知る」をテーマに高校生と先生方が学び合いました。
武力紛争による人道危機が起こっている今だからこそ国際社会への理解を深め、自分たちに何ができるか考えたいとの思いから「国際理解・親善」をテーマに設定。当日はアイスブレイクで交流を深めたあと、武力紛争の時の原則である「国際人道法」をテーマに学習とグループワークを行いました。
企画したメンバーは、写真や動画を活用しながら分かりやすく説明し、グループワークでは、「もし自分の町が攻撃されて命を脅かされてしまったら?」「もし突然避難しなければならなくなったら、何が必要か?」など、先生も協力しながら活発に意見交換していました。
当支部では、このような学習会を通じて児童・生徒が社会の出来事に関心を持ち、日々の生活にいかしていただくことを期待しています。
参加者の声
国際人道法を学ぶことで視野が広がりました。今日学んだことをたくさんの人に共有したいです!
高校生協議会とは?
青少年赤十字の活動の基盤は校内や地域ですが、活動のヒントとなる情報交換や、支え合える素敵な仲間づくり、他校との交流を通して親睦を深めるきっかけづくりとなるために、埼玉県支部には高校生の協議会があります。1年を通して、赤十字に関わる学習会の企画運営や、他県JRC高校生との交流会など、JRCの3つの実践目標「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」に沿って自主的に計画をしながら行っています。