【関東近隣1都8県の救護班が秩父地域に集結】大雨災害を想定した大規模訓練を実施しました!
10月21日(土)・22日(日)の2日間、広域支援体制の確認と医療救護の実践力を強化することを目的とした訓練を秩父地域1市4町で実施しました。
訓練は、線状降水帯の停滞による大雨により秩父地域で土砂崩れが発生。道路の寸断のほか、ライフラインへの影響が残っている被災3日目の想定で行われ、県内外から駆け付けた12の救護班が避難所を巡回。自治体職員などから避難所の環境や要配慮者の情報、必要な支援などについて確認したほか、避難者を診療しました。
その後、周辺自治体や医師会などの機関を交えた医療調整本部会議を実施。各避難所で出た課題や必要な支援について共有し、関係機関との連携も確認しました。
訓練の総括を担当した、さいたま赤十字病院高度救命救急センター長の田口茂正医師は、「今回の訓練で得られて教訓を、赤十字のものだけにすることなく地域と共有して、いざという時に備えていきたい。」と決意を語りました。
今後も、いのちを守る活動を進めて参ります。