中学生が災害時にできること~体験出前講座で体験!~
11月11日(土)、さいたま市立大砂土中学校で「災害時に中学生ができること」をテーマにした講習会を行いました。
この講座は、土曜授業「体験出前講座」という学校行事の一環として、地域の様々な団体が体験の場を提供するもので、当支部のブースには1年生から3年生までの28名が参加しました。
冒頭、災害の種類や発生時に懸念されること、心理状態などについて座学で説明し、その後2グループごとに分かれて体験しました。
体験では、災害時に役立つ毛布ガウン・ホットタオルの作り方や、普段から役立つ担架の使い方、三角巾やバンダナを使った手当ての仕方について実践しました。
生徒さんからは、「傷口に刺激のないように簡単にほどける「本結び」という結び方を初めて知りました。初めはマジックかと思ったけど、終わるまでに上手にできるようになったので普段の生活でも使っていきたいです。」「部活動でけがをしたり捻挫したりすることがよくあります。身近なものを使って自分たちでも手当てすることができることを知れたので今後実践したいです。」など、今後に向けた前向きな声が多くありました。
これを機に、自助・共助の輪が広がることを願っています。