青少年赤十字を学校でどう生かす?先生方の研修会を開催しました!
8月20日、青少年赤十字加盟校(幼稚園~高校)の教員を対象とした研修会を開催しました。
研修会は、青少年赤十字の担当指導者としての指導力を培うとともに、防災教育等の青少年赤十字がもつプログラムの活用方法について学んでいただくことで活用を促すことを目的としています。今回は、36名の指導者が参加しました。
研修では、埼玉県教育局東部教育事務所の渡辺光範指導主事を講師にお招きし、「学校教育と青少年赤十字」と題して、国や県の動向を交え、現在の学校教育の中にどのように青少年赤十字の活動や考え方を取り入れていったらよいかをお話しいただきました。
また、実践発表として、熊谷市立石原小学校からは、赤十字の創始者アンリー・デュナンの動画作成を通したJRC委員会の活動や全校での取組みの事例を、さいたま市立美園中学校からは、総合的な学習の時間に位置付けられた「さいたまSTEAMS教育」に青少年赤十字活動を取り入れ、身近な地域から社会に広く目を向けた活動へと発展する各学年の実践事例を発表していただきました。
午後は、埼玉県青少年赤十字指導者協議会の委員が講師となり、防災教材「まもるいのちひろめるぼうさい」を使った模擬授業とグループワークを行いました。
本研修に参加いただいた先生方には、より一層活動の推進にご協力いただけることを期待しています。
参加した先生の声
▶ 赤十字の取組は、学校の特色に合わせて様々なやり方があることがわかりました。
自校でもできることがたくさんありましたし、自校にはない視点での取り組みが知れて非常に良かったです。
▶ 防災への意識を高めると共にコミュニケーション能力を高めることができました。
実際に災害が起こった時にどのように対応すればよいか具体的にわかり、非常にありがたいグループワークでした。
▶ 大変有意義で、2学期や来年度の研修に使いたいと思うものがたくさんあり嬉しかったです。