県職員がスキルアップ!止血に特化した講習を実施~今年度20回600人の養成を計画~
自然災害など傷病者発生現場で“止血”に対応できる職員を養成したいという県からの依頼で実施したこの講習。
今年度、県の施設3か所で20回600人の養成を計画しています。
10月17日、埼玉県危機管理防災センターを会場に第1回目の講習を実施し、各部署から51名が参加しました。
職員研修として「心肺蘇生とAED」についてはこれまでも実施してきた県ですが、災害が激甚化・頻発化する中、更に職員の意識を高めることを狙っています。
当日は、出血事案に対応する場合の感染防止策や生体反応、ショック、止血の仕組み等について座学で学んだ後、複数の実技を行いました。
参加した、県農林部の職員は「先日、バイク事故の現場を目の当たりにしたことで、自分事として救命の重要性を認識し、受講しました。職場にも「救急セット」は備えていますが、実際にガーゼなど封を切って触れることはありませんでした。今回、本物のガーゼや三角巾、また身近なものを使って繰り返し実技できたことですごく勉強になりました。万一の時にも行動したいです」と話していました。