手作りの「水害すごろく」で大雨災害を知ろう!高校生が学習会!
県内の青少年赤十字(以下、JRC)加盟高校の生徒で組織されている高校生協議会では、テーマ別に学習会を開催しています。
11月10日(日)、大雨災害の危険性について学習し、自分たちに何ができるか考えてもらおうと、高校生の役員が中心となって「これでみんなも大雨博士!」と題した学習会を開催し、高校生メンバー20名、ボランティア2名を含む28名が参加しました。
「アイスブレイク」で参加者同士の交流を深めたあと、役員が大雨災害をテーマに講義を行い、危険性や避難時の注意点などについて、写真や動画を活用しながら分かりやすく説明しました。
後半のグループワークでは、「ぼうさいボードゲーム いえまですごろく※」をアレンジした「水害すごろく」を行い、学校の先生やボランティア(埼玉県青年赤十字奉仕団)のメンバーも交じりながら、大雨から命を守るために何をすべきかを楽しく学びました。
最後には学習会を振り返り、今の自分たちにできる災害対策について意見交換を行していました。
参加者からは、「大雨の危険性と災害が起きたときの対処法について学べました」「水害について深く知る機会がなかったのでとてもためになりました」「学んだ知識を生かして行動し、家族や友達、近所の人を助けられるようになりたい」といった声があがりました。
こうした学習会を通じて児童・生徒が災害などにに関心を持ち、日々の学校でのJRC活動に活かしていただけることを期待しています。
※「ぼうさいボードゲーム いえまですごろく」とは、すごろくの中で災害時のシチュエーションを疑似体験し、防災の知識を学ぶことが出来るボードゲーム。
高校生協議会とは?
JRCの活動の基盤は学校や地域ですが、活動のヒントとなる情報交換や、支え合える素敵な仲間づくり、他校との交流を通して親睦を深めることを目的に高校生で組織しています。
年間を通じて、赤十字に関わる学習会の企画・運営や、他県のメンバーとの交流会など、3つの実践目標「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」に沿って自主的に計画をしながら活動しています。