大規模テロに備えて―。国民保護実動訓練に参加!
11月15日(金)、春日部市の「アイル・アリーナ ウイング・ハット春日部」を会場に、大規模テロに備えた「国民保護実動訓練」が開催され、当支部と深谷赤十字病院救護班が参加しました。
関係機関の相互連携や対処能力の向上を図ろうと、県が2005年度から毎年実施しているこの訓練。今年も、警察、消防、陸上自衛隊、や地域の医療機関など合わせて約400人が参加しました。
訓練は、イベント開催中、30年前に大阪で実際に使用された猛毒の化学剤「VX」が散布され、多数傷病者が発したという想定で行われました。
現場に駆けつけた消防隊などが化学防護服を身にまとって傷病者を救助。
汚染の恐れのある傷病者を安全に救護するため、専用のテントで除染を行った後、日赤などの医療機関が傷病者をトリアージし、必要な処置を実施。
重症者を県防災航空隊のヘリコプターで搬送するなど、一連の流れを確認しました。
どのような事態にも、関係機関と連携し、的確・迅速に活動できるよう備えを続けます。