近隣1都8県支部が一堂に。総合救護訓練に参加!

 11月30日(土)~12日)、千葉県成田市を会場に関東近県1都8県から約200名の日赤救護班要員が参加する訓練が開催され、当支部と深谷赤十字病院救護班が参加しました。

 訓練は、災害発生時に近隣の各支部で円滑に広域支援活動を展開するとともに、相互に連携して統制のとれた救護活動を行えるように実施されたものです。
 今回は、成田市総合防災訓練に合わせて行われ、本番さながらに市内に多数の避難所が開設。住民の方が参加する中での訓練となりました。

 訓練は、千葉県北西部を震源とするM7.3の地震が発生。成田市内で最大震度6強の揺れを観測し、建物の倒壊や火災の発生により、多数の傷病者が発生した想定で実施されました。

 各県支部から派遣された救護班が、成田市救護本部に参集。
 本部の指示で、市内に設置された避難所で巡回診療を行ったほか、成田赤十字病院前に設置された救護所で傷病者への診療を行いました。

 2日目は、1日目に実施した訓練を検証するとともに、令和6年能登半島地震災害における救護活動について職種別に振り返りました。
 振り返りでは、救護活動における課題を検証した上で、今後に向けた建設的な議論が行われました。

 参加した職員は、「昨年度は、埼玉県が被災した想定で受援体制を確認する訓練を実施しましたが、今回は他県での支援活動を行いました。広域支援の流れや、地元自治体との連携が確認できたと考えています。今後も訓練を重ね、いざという時に備えます」と語っていました。

 当支部では、こうした訓練への参加を通じていつ起こるかわからない災害からいのちを守るため、備えています。

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