赤十字運動の輪が広がることを願って～支部創立130周年記念赤十字大会を開催～

　日本赤十字社静岡県支部は、11月５日（金）に静岡市のグランシップにおいて、これまで赤十字事業を支えてくださった方々に感謝の意を伝え、更なる赤十字事業の伸展を図ることを目的に、創立130周年記念赤十字大会を開催しました。
　日本赤十字社名誉副総裁である高円宮妃殿下ご臨席のもと、関係者約500人が参加し、新型コロナウイルスの感染防止を図りながら、執り行いました。
　第一部の式典では、赤十字への活動資金の協力やボランティア活動に貢献された方々に対し、妃殿下から有功章をご授与いただいたほか、社長感謝状、支部長表彰状・感謝状が代表者24人に贈呈されました。
　また、熱海市伊豆山地区土砂災害において活動した赤十字職員が体験発表を行いました。
　妃殿下からは、日本赤十字社の新型コロナウイルス感染症に対する活動を通して、「近年、我が国を襲う自然災害が激甚化していると言われる中、苦しんでいる人々を救うという使命を果たしてきたことを心強く思います。赤十字の精神が多くの人々に理解され、赤十字運動に参加される人々の輪がさらに広がることを願っています」とのお言葉を賜りました。
　第二部の記念コンサートでは、青少年赤十字加盟校の英和女学院ハンドベルクワイア、静岡県立静岡東高等学校マンドリン部による演奏を行いました。
　名誉副総裁高円宮妃殿下には、大会に先立ち青少年赤十字活動に活発に取り組んでいる静岡市立長田東小学校における防災教育の授業もご視察いただきました。