地域防災のリーダーを目指して包装食作りに挑戦

 10月19日、青少年赤十字加盟校である島田市立川根中学校1年生の21名は、防災教育の一環として、地域防災のリーダーとして基礎知識を身につけることを目的に、包装食作りを体験しました。島田市赤十字奉仕団委員長ら2名が講師を務め、限られた水でも調理できるなど包装食袋のメリットを聞いた後、各生徒が持参した食材を用いて包装食を作製しました。
 今回は、実災害を想定して、生徒が各家庭にある食材を活用したメニューを事前に考案。当日は、ピーマンの胡麻和えやピラフなど一人ひとり異なるメニューが出来上がりました。
 森下委員長からは、「実際に被災した際に、活躍してくれる生徒が地域にいるのはとても心強い。また、川根は孤立しやすいとされる地域ですが、農産物は豊富にある。この特性を生かして、限られた道具、今ある食材を活用して炊き出しができるようにしていきたい」とお話しされました。
 参加生徒からは、「簡単なのにおいしくできた。また、他のメニューもチャレンジしてみたい」との感想がありました。

  • 包装食作りのアドバイスを受ける生徒

  • 包装食作りに取り組む生徒

  • 湯煎している包装食

  • 完成したカレーライス