令和6年能登半島地震にかかる静岡県支部の対応(4月末時点)

 石川県を中心に甚大な被害をもたらした令和6年能登半島地震から4か月。多くの人々が日常を奪われ避難生活を送る中、日赤は発災直後から救護班の派遣や救援物資の配布など、被災地の支援に動いています。
 静岡県支部でも、被災された方々を継続的に支援するため、救護班やこころのケア班など、職員の派遣を行いました。

●救護班の派遣
 3月7日~3月11日  静岡赤十字病院救護班 1班 …珠洲市内を中心に救護所診療
  
※ 救護班・・・
医師1人(班長)、看護師長1人、看護師2人、事務職員2人の計6人を基準に編成され、被災地の状況に応じて、ここに薬剤師、助産師、放射線技師等を加えて被災地へ派遣される。
被災地では、他の救護団体と協力しながら救護所の設置、被災現場や避難所での診療などを行う。
   
  
●こころのケア班・調整要員の派遣
 2月26日~3月5日  静岡県支部職員 1名  …石川県支部災害対策本部にてこころのケア班の活動調整
 4月1日~4月7日   伊豆赤十字病院看護師 1名、静岡県支部職員1名  …石川県支部災害対策本部にてこころのケア班の活動調整

  • 活動内容等を調整

  • ブリーフィングをするこころのケア要員

  • 心をホッと休めていただくルーム

  • リラックスできる足湯スペース

※日本赤十字社の「こころのケア」活動・・・
特別に研修を受けたこころのケア要員が、避難所や地域を巡回しながら、被災者の方々や現地で活動する支援者と接する中で、健康状態や身近な悩みなどを聞き、ストレスの軽減などにつなげていく。
また、こうした活動の中で、継続したケアが必要と判断される場合には、専門医などに引き継ぐ。


今後は、被災地の現状にあわせた支援内容に切り替え、引き続き支援をしていきます。


*日本赤十字社全体の活動の様子や被災地からの声を赤十字NEWSにて特集していますので、以下リンクから併せてご覧ください。

「被災地へ希望を届ける ~能登半島地震、日赤の活動~」