子どもたちに伝えたい、防災の知識と大切さ~袋井市赤十字奉仕団の取り組み~
袋井市赤十字奉仕団は、袋井市災害ボランティアの会と協力して、防災講座を開催しました。参加者は、浅羽北小学校 放課後児童クラブの子どもたち53人で、夏休みの1日を利用して、楽しく学ぶ時間を過ごしました。この講座では、いざという時に命を守るための行動や正しい知識を、やさしく、わかりやすく伝えました。
はじめに、赤十字奉仕団と防災ボランティアの活動を伝えその後、奉仕団が炊き出しや新聞紙で作るスリッパ体験を行いました。青少年赤十字(JRC)の態度目標である「気づき・考え・実行する」をテーマにした話し合いも行い、子どもたちの意見を大切にしました。
炊き出しでは、包装食袋で白米とツナカレーを作り、みんなで自分が作ったカレーをお昼に食べ、笑顔があふれ「おいしい!」という声がたくさん聞こえました。また、防災ボランティアの方々が、防災紙芝居や防災かるたを行い、非常持ち出し袋に何を入れるかを考える楽しい時間もありました。
参加した子どもたちからは、「袋で簡単に美味しいカレーが作れるのに驚いた!」「袋の空気を抜くのがちょっと難しかった」「新聞紙でスリッパが作れて楽しかった」「自分が冷静に行動することの大切さを感じた」といった感想が寄せられました。
同様の講座を、浅羽南小学校の放課後児童クラブでも実施しました。袋井市赤十字奉仕団は、さらに多くの小学校の子どもたちにも防災の大切さを伝えていきたいと思っています。これからの活動にもぜひご期待ください!