平和を願い、アマチュア無線奉仕団が無線交信と募金活動

画像 徳島駅前を通行する多くの人々が協力

 戦闘が続くウクライナの人道危機を支援しようと徳島県赤十字アマチュア無線奉仕団が49日、徳島駅前で平和を願う無線交信と街頭募金活動を実施しました。

 現地の人道危機の写真が入ったパネルや募金箱などを手に、団員10名が「ウクライナ人道支援にご協力をお願いします」などと通行人に協力を呼びかけ、子どもや学生など多くの人々が募金に協力する姿が見られました。

 募金活動に合わせて、平和を願う無線交信を実施。ハンディー無線機を手にした団員が、相手局や自分のコールサイン、無線の感度などを伝える際に「ピース(平和)」を付け加えて交信を行い、平和を願う思いを表現しました。

 交信時に「ピース」を伝えるこの活動は、停戦となるまで継続する予定で、今回の活動をきっかけにアマチュア無線家の平和を願う思いが、無線交信を通じて大きく広がることを願っています。

 1時間半の街頭募金活動で寄せられた32,499円は、赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟、各国赤十字社が実施するウクライナでの人道危機対応や、ウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動を支援するために活用されます。