令和6年度青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センターを開催しました!
学校や地域でリーダーシップを発揮できる児童、生徒を育成する『青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(以下「トレセン」)』。
今年は、小学校の部を8月8日・9日に板野町板野東小学校にて、中学校の部を7月25日・26日、高校の部を8月1日・2日に徳島県支部にて開催しました。小学校の部は3年振りの開催となりました。
トレセンとは、リーダーシップを学び、人道的な価値観を自ら身につけ行動することができるよう、集団生活を通して学ぶ体験学習の場です。ここでは指導者からの指示や号令、チャイムはありません。随時更新される掲示板の情報と時計を確認し、自ら「気づき・考え・実行する」力を育みます。
赤十字の歴史をはじめ、災害の知識と行動力を身につける「防災教育プログラム」や「炊き出し訓練」、救急法の基礎となる「心肺蘇生法とAEDの使い方」などの知識や技術を学びました。
小学校の部では、学校や学年の違うメンバーと、会場内をオリエンテーリング形式で巡り、各関門でグループの団結力をはかる課題に挑戦する「フィールドワーク」を行いました。
また、中学校、高等学校の部では、竹ひごやストローを用いて、タワーの高さを競い合いました。より高いタワーをつくる中で、それぞれが持つ力(リーダー性)を発揮し、協力し合うことの大切さを学びました。
最後に、この2日間を振り返り、学んだことや実践したプログラムについて、まとめを行いました。2日間のトレセンで得た新しい知識や技術を活かし、学校や地域のリーダーとして活躍してくれることと期待しています。
掲示板を確認するメンバー(小学校の部)
赤十字について講義を受けるメンバー(高等学校の部)
決められた材料とルールの中で、より高いタワーを目指す(中学校の部)
フィールドワーク「暗闇の国」 目隠しをしてゴールを目指すメンバー(小学校の部)
避難所体験ゲームで避難所内の配置を考えるメンバー(高等学校の部)
段ボールベッドの組み立てを行うメンバー(中学校の部)
心肺蘇生法とAEDの使い方を学ぶ(小・中学校の部)
災害用炊飯袋(ハイゼックス)を使用した炊き出し訓練
「1円玉募金」で支援しているバヌアツについて学習するメンバー(中学校の部)
2日間の学びを感想文にまとめるメンバー(小学校の部)
これから学校で実施するJRC活動計画について発表するメンバー(高等学校の部)