学生赤十字奉仕団がわくわく工作ランドを開催
10月22日(土)、23日(日)の2日間、鳥取学生赤十字奉仕団(委員長 平西亮太)、鳥取看護大学学生赤十字奉仕団(委員長 稲田 光希)は、鳥取市人権交流プラザにおいて、鳥取市内の幼児と小学生を対象に「わくわく工作ランド2022」を開催しました。
同イベントは、子どもたちに様々な工作を楽しんでいただくイベントとして毎年実施しており、例年350人以上の方にご来場いただいています。今回は、新型コロナウイルス感染症の感染対策として、人数を制限するとともに事前申し込み制とするなど、感染対策を講じて実施しました。ご来場のお客様は検温とマスク着用のご協力とともに、各工作の前にも毎回手指の消毒にもご協力くださるなど、スタッフだけではなく、ご来場のお客様にも感染対策を意識いただいての開催となりました。
他のご家族との接触はできる限り避けるため、今年度は「家族で楽しむ工作ランド」をテーマとし、親子で1つの机を囲み、家族のふれあいの場としての工作体験コーナーを意識しました。ご家族と関わる団員も1家族に1名程度として、十分に工作指導できない場面では、お母さんやお父さんに手伝っていただくという、新しいスタイルのイベントにチャレンジです。初めは「お客様に安心して参加いただくこと」をねらいとしていましたが、「親は見守るだけではなく、家族で楽しむ」このスタイルは、ご来場いただいたお客様にも好評で、様々な工作にご家族で取り組む姿があちらこちらで見られました。
当日は、新型コロナウイルス感染症の人権課題に向き合うための動画コーナーや赤十字の活動紹介パネルコーナーも設置。工作だけではなく、人権課題や赤十字に触れていただく機会にもなりました。
コロナ禍でのイベントの実施、新しい取り組みとなりましたが、160家庭、400名を超えるご応募をいただき、抽選を実施し、残念ながらご参加いただけなかったご家庭もあるものの、できる限り多くのご家族を受け入れるため、時間入れ替え制として2日間で3回実施しました。ご来場いただいたご家族からは「大学生のお兄さんお姉さんが優しく教えてくれた。」「たくさんの工作ができた。」「持ち帰った工作で遊んで楽しんでいる。」など、たくさんのご感想をお送りいただきました。
感染症の影響により、活動が十分に行えていない団員からも「初めての活動でたくさんの子どもたちと関わることができて楽しかった。」「最初は緊張したけど、とても楽しいイベントになった。」など、達成感と満足感に満ちた感想を聞くことができました。
団員たちは今回のイベントの経験をもとに、「コロナ禍での活動」をどのように展開していくかを考えながら、様々な事業の計画を立てていきます。
ご参加いただきました皆様、開催にあたりご協力をいただきました皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
記事:鳥取学生赤十字奉仕団