令和6年度 支部・施設合同災害救護訓練を開催しました

日本赤十字社は災害における被災者救護の使命と指定公共機関としての立場から、赤十字の各施設(富山県支部・富山赤十字病院・富山県赤十字血液センター)が一体となって、不時の災害に備えることを目的とした、支部・施設合同災害救護訓練を6月9日(日)に富山赤十字病院敷地内で実施しました。
 
一時に多数の被災傷病者が発生した場合を想定し、治療優先度を選別する「トリアージ」から救護所内への受入れ、手当、処置、そして傷病者の情報管理など、救護所運営にかかる総合的な救護活動を訓練実施しました。また、地域奉仕団による炊き出し訓練も実施しました。

※トリアージとは・・・多発患者の治療や搬送のため、一定基準に従ってその重症度、緊急度、優先度を決定、選別することです。少数の医療スタッフで多数の重軽症患者に、いかに有効で最大の医療救護を行うかというトリアージの考え方、手順などは大規模災害時の混乱した現場での応急処置、搬送順位の決定などに必要です。

画像 傷病者搬送訓練の様子

画像 開会式の様子

画像 トリアージエリアで治療優先度を決めている様子

画像 救護所内で傷病者の手当を行っている様子

画像 奉仕団による炊き出し訓練の様子