高校生を対象に高齢者を理解するための講習を実施しました。
10月21日、青少年赤十字加盟校の山口県立宇部商業高等学校にて1年生(156名)を対象に、高齢者について理解するための講習を実施しました。
今回は、小野田赤十字病院の看護師で赤十字健康生活支援講習の指導員2名と小野田赤十字老人保健施設あんじゅの介護士1名が講師として参加しました。
生徒たちは、高齢者の心身の特徴や日々高齢者に接している介護現場の職員の話などを聞き、又高齢期の体の変化を体験できる手袋やゴーグルなどを装着して高齢者疑似体験することを通して、高齢者についての理解を深めました。
「今の体と違って動きにくい」、「体験したことで、高齢者の体の不自由さを実感できた」などの感想がありました。この講習は宇部商業高等学校の人権教育学習の一環として、これから自分たちができることを考えたり、高齢者の立場に立って考え、行動できる人格の形成を目指して企画されました。